深い森に囲まれた南富良野町「金山湖」のほとりに広がる「かなやま湖畔キャンプ場」は、北の大自然を思う存分堪能できるおすすめキャンプ場の一つ。
フリーサイト・バンガロー・オートキャンプ場に分かれているため、キャンプ初心者から上級者までそれぞれのレベルに合わせて自由に楽しむことが可能
価格がリーズナブル&大浴場のある温浴施設が徒歩圏内にあるのも嬉しいポイントで、南富良野のアクティビティを思う存分楽しむことが可能ですよ。
と言うわけでこの記事では、実際に行ってみて分かった「かなやま湖畔キャンプ場」のおすすめポイントや覚えておくと役立つことを詳しく紹介します
※記事内の情報は取材当時のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください
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かなやま湖キャンプ場
- フリーサイト・バンガロー・オートキャンプ場からスタイルに合わせて選べる
- フリーサイトは予約不要
- 日帰り入浴施設に徒歩で行ける立地
- ペット同伴OKでドックランも完備
かなやま湖畔キャンプ場(南富良野)の行き方マップコード
かなやま湖畔キャンプ場
南富良野町字東鹿越
マップコード 550 254 761*60
問い合わせ電話番号 0167-52-3132
※バンガローのみ予約制
チェックイン 8時半~(18時以降にチェックインの場合は翌日受付)
チェックアウト 11時まで(日帰りの場合16時まで)
営業期間 5月~9月
ペット同伴 OK
かなやま湖畔キャンプ場公式サイトはこちら
かなやま湖オートキャンプ場
南富良野町字東鹿越
マップコード 550 284 098*75
問い合わせ電話番号 0167-52-2002
チェックイン 13時~17時
チェックアウト 8時~11時
※デイキャンプの場合9時~16時まで
営業期間 5月~9月
ペット同伴 OK
かなやま湖オートキャンプ場公式サイトはこちら
かなやま湖畔キャンプ場がある南富良野町は札幌から約160キロ離れていますが、道東自動車道を利用すれば約2時間で到着。
※占冠ICを降りてそこから約40分
ちなみに、三笠ICまで道央道を利用し桂沢湖の横を抜け富良野市街を通るルートでも、約2時間半ほどで到着。
富良野市街地からは約35キロ離れていますが、片道40分程度でアクセス可能なので観光も十分楽しむことができるはず。
一つ注意して欲しいのが、かなやま湖方面に通じる道道465号線の入り口ポイント
道東自動車道・道央自動車道どちらのルートを利用するにしても国道237号線から道道465号線に入る必要がありますが、目立つ看板標識がないためかなりの確率で通り過ぎてしまいます。
とにかく分かりにくいので、ナビを起動させ近くに来たら徐行するのがおすすめ。
かなやま湖は深い森に囲まれているため、キツネやエゾシカなどが頻繁に出現します。
スピードを出しすぎていると、飛び出してきた動物たちをひいてしまう可能性があるので要注意!
かなやま湖畔キャンプ場は、フリーサイト・バンガロー・オートキャンプ場に分かれています
フリーサイトとオートキャンプ場は完全に別の施設になるので、それぞれの管理棟に行って受付をしましょう。
※湖に近いのが「かなやま湖畔キャンプ場」とバンガロー、高台にあるのが「かなやま湖オートキャンプ場」になります
かなやま湖畔キャンプ場(南富良野)の料金システム・サイトの選び方・ゴミ捨て場
かなやま湖畔キャンプ場(フリーサイト)の営業期間は5月~9月で、料金システムは以下の通り
大人(中学生以上) | 1泊620円(日帰り250円) |
子供 | 1泊250円(日帰り130円) |
※30人以上のグループは団体割引あり(使用料10%オフ)
使用料金を払えばテントやタープをたくさん建てても料金が変わらないというのが嬉しいポイント。
管理棟に人がいるのは8時半から18時までですが、チェックインは18時以降でもOKとのこと(翌朝受付手続きを行ないましょう)
ちなみに、フリーサイトのチェックアウトは11時までとなっています。
駐車場からフリーテントサイトまでは少し距離があるので、管理棟の裏側にあるリヤカーを有効に活用しましょう。
※湖のほとりまではかなり距離があるため、リヤカーなしで荷物を運ぶのはかなりきついはず
チェックイン受付時にゴミ袋がもらえるので、管理棟横にあるゴミステーションでしっかり分別して捨てましょう。
かなやま湖畔キャンプ場は500張のテントを収容可能な巨大フリーサイトですが、テントを建てるにはあまり適さない傾斜の激しい区画も存在します。
特に週末や連休時は中央の平たい区画に人が集まる傾向があるので、良い場所にテントを設営したい方は少し早めに行くのがおすすめ(チェックインは8時半から可能)
個人的には、駐車場から少し距離がありますがかなやま湖に一番近い区画が一番おすすめ。
炊事棟は場内に3か所設置されています。
蛇口が二つありますが、残念ながらお湯は出ません。
炊事場の近くには炭捨て場も。
トイレも場内に3か所設置されています。
場所によっては和式便器しかないトイレもあるので要注意。
※駐車場に面したトイレには洋式便器が設置されています
よく清掃されているので気持ちよく使うことができるはず。
身体が不自由な方用のトイレも設置されています。
とにかく広大なフリーサイトのため、キャンパーレベルに応じて設営場所を選びましょう。
初めてのキャンプという方や温泉に近い方が良いという方は、駐車場や管理棟に近い場所を選ぶと良いでしょう。
かなやま湖畔キャンプ場(南富良野)バンガローの料金システム
初めてのキャンプという方におすすめなのが、かなやま湖畔キャンプ場フリーサイト横にあるバンガロー(全7棟)
バンガローの料金は1泊2,610円で、プラス使用料(大人620円/子供250円)がかかります
また、バンガローのみ事前予約制(受付電話番号 0167-52-3132)なので要注意!
バンガローの横に車を乗り入れることはできませんが、バンガロー宿泊者専用の駐車場が近くに用意されています。
バンガローの周りにはスペースがあるので、テントやタープを複数建てることも可能。
バンガローの中は大人3人(大人2人+子供2人)程度なら楽に横になれる広さ。
もし寝袋を持っていない方は、管理棟で毛布&マットのセットを260円でレンタル可能。
けっこう虫がいたので、虫よけアイテムは必須でしょう。
備え付けの照明ありますが冷蔵庫や暖房などはないので、特に保冷用品は要持参。
950Wまで使用可能なコンセントも一口ありますが、ホットプレートなどの大容量家電は使用不可!
万が一ブレーカーが落ちると管理人さんに復旧してもらう必要があり、管理人がいない18時以降に落としてしまった場合は翌日復旧になってしまいます。
比較的リースナブルな価格設定&予約可能なので、特に連休時などは混みあうフリーサイトではなくこちらを選択するのもありかなと思います。
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かなやま湖畔キャンプ場(南富良野)のシャワーや日帰り入浴温泉
シャワーを利用したい方は、この後詳しく紹介するオートキャンプ場の管理棟に行きましょう。
シャワーを利用可能なのは9時~20時半(最終受付20時)で、料金は1回200円
ちなみに、オートキャンプ場に宿泊している方は嬉しいことに何度でも無料で利用可能です。
かなやま湖畔キャンプ場フリーサイトの道路を挟んだ反対側には日帰り入浴が可能な保養センターがあり、徒歩でアクセスすることが可能。
※少し距離がありますがオートキャンプ場からも徒歩でアクセス可能
日帰り入浴の営業時間は10時~21時(最終受付20時半)で、料金は大人410円(子供200円)
レンタルバスタオル(100円)やタオル(150円)があるので、手ぶらで行っても入浴可能。
ちなみに、回数券(6枚つづり2090円)を買うと通常より50円以上お得に入浴可能です。
大浴場だけでなく売店もあるので、冷たいものが食べたくなったときなどは要チェックですよ。
かなやま湖オートキャンプ場の料金システムやサイトの選び方
かなやま湖オートキャンプ場は、「かなやま湖」や「湖畔キャンプ場」を見渡すことができる高台に設置された高規格のオートキャンプ場。
営業期間は5月~9月で事前予約制(予約の受付は毎年4月10日午前8時スタート)
場内は45㎡のキャンピングカーサイト(全8サイト)と27㎡のスタンダードサイト(全63サイト)に分かれていて、料金は以下の通りです
キャンピングカーサイト | 1泊4190円 |
スタンダードカーサイト | 1泊3140円 |
入場料(中学生以上830円/小学生410円)が別にかかります |
オートキャンプ場内で最も高台に位置しているのがキャンピングカーサイト(C1~C8)
専有面積が45㎡とかなり広めなので、余裕を持って宿泊することが可能。
各区画には流し台と電源が設置されています。
駐車スペースには車2台分確保されているため、かなり大きめのキャンピングカーでも問題なく駐車できるでしょう。
オートキャンプ場の大半を占めるのがスタンダートカーサイトで、A・B・D・E・Fの5区画に分かれています(全63サイト)
※管理棟に徒歩でアクセスしやすいのはEとFですが、見晴らしが良いのはA・B・D
スタンダートカーサイトの専有面積は27㎡なのでキャンピングカーサイトと比べると狭く感じますが、テントとタープの両方を設営できるスペースが確保されています。
流し台はなく、電源のみが設置。
スタンダートカーサイトの中央にはトイレや炊事棟があるので、利便性を考えるなら中心に近い方が良いかもしれません。
場内に3か所設置されている炊事棟(お湯は出ません)
トイレはウォッシュレット式ではありませんが、非常に清潔に保たれています。
トイレの入り口には広め乗って洗い場があるため、歯磨きなどはここですると良いでしょう。
炭捨て場や無料で利用可能なゴミ箱(3種類に分別)も設置されています。
オートキャンプ場からかなやま湖方面を眺めるとこんな感じで、かなやま湖を見下ろすレイクビューの立地になっています。
キャンプ場の入り口にはゲートがあるので、まずはゲート横の管理棟で受付を済ませてから入場しましょう。
なおこのゲートは、17時~翌8時までオートキャンプ場宿泊者以外の出入りができなくなります
事務所の奥には売店があり、キャンプ用品やドリンク類が販売されています。
アルコールも販売されているので、冷たいビールが飲みたくなった時におすすめ。
お菓子や氷・アイスなども販売中。
オートキャンプ場利用者は何度でも無料で使うことができるシャワールーム(9時~20時半 最終受付20時)
コインランドリーは洗濯機200円・乾燥機100円で使用することが可能です。
とにかくよく整備されているオートキャンプ場で、高台に位置しているため爽やかな風を感じることも可能。
管理人さんも優しいので、初めてのキャンプという方にもおすすめですよ。
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かなやま湖畔キャンプ場(南富良野)のドックラン・ゴーカート・観光案内所
かなやま湖キャンプ場はペット同伴OKの貴重なキャンプ場で、オートキャンプ場の横にはかなり広めのドックランも用意されています。
ドックランはなんと24時間無料で利用可能!
ドックランを利用する際には、以下の点を注意しルールを守って使いましょう
- 1年以内に予防接種(狂犬病等)済みのワンちゃんのみ
- 発情期のメス及び病気中のワンちゃんは利用不可
- ワンちゃんのふんや汚物は飼い主が処理
- 他のワンちゃんとの喧嘩や咬傷事故はすべて利用者の自己管理責任
かなやま湖キャンプ場にはゴーカートコースやテニスコートもありますが、現在は老朽化により使用することができなくなっています。
道道465号線沿いには南ふらの観光案内所があるので、時間があれば是非立ち寄りましょう。
ソフトクリームなどの軽食を注文できる食堂も併設されていますよ。
かなやま湖キャンプ場(南富良野)おすすめまとめ
山と湖に囲まれた「かなやま湖キャンプ場」は、フリーサイト・バンガロー・オートキャンプ場などそれぞれのキャンプスタイルに合わせて楽しむことが可能。
どのサイトも手入れが行き届いているので、初めてのキャンプという方にも是非おすすめしたいスポットです。
南ふらのではラフティングやマウンテンバイクなどのアクティビティを楽しむこともできるので、特にファミリーで宿泊される方は是非体験することをおすすめします
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キャンプ場への行きかえり途中には、是非「金山ダム展望台」でも立ち寄りましょう。
駐車場に車を停めて数十メートル歩くと…
金山ダムを見下ろすことができる眺望スポットがありますよ。
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