深い森に囲まれた南富良野町「金山湖」のほとりに広がる「かなやま湖畔キャンプ場」は、北の大自然を思う存分堪能できるおすすめキャンプ場の一つ。
フリーサイト・バンガロー・オートキャンプ場に分かれているため、キャンプ初心者から上級者までそれぞれのレベルに合わせて自由に楽しむことが可能
価格がリーズナブル&温浴施設(保養所)が徒歩圏内にあるのも嬉しいポイントで、南富良野のアクティビティを思う存分楽しむことが可能ですよ。
と言うわけでこの記事では、実際に行ってみて分かった「かなやま湖畔キャンプ場」のおすすめポイントや覚えておくと役立つことを詳しく紹介します
※この記事では「かなやま湖オートキャンプ場」「かなやま湖畔キャンプ場」両方を紹介しています
※記事内の情報は取材当時のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください
➤➤➤【じゃらん】いま富良野・美瑛エリアで人気のアクティビティをチェック
覚えておくと役立つこと
- シャワーはオートキャンプ場管理棟にあります(1回200円/オートキャンプ場利用者は何度でも無料)
- コインランドリーを使いたい方もオートキャンプ場へ
- ここ数年でかなり値上がりしています(フリーサイトは中学生以上620円➡1000円/小学生250円➡500円)
- バンガローの予約はWEBからのみに変更
かなやま湖キャンプ場
- フリーサイト・バンガロー・オートキャンプ場からスタイルに合わせて選べる
- フリーサイトは予約不要
- 焚火OK!焚火台や焚火シート(耐熱シート)を必ず使用
- 日帰り入浴施設に徒歩で行ける立地
- ペット同伴OKでドックランも完備
かなやま湖畔キャンプ場(南富良野)の行き方マップコード
「かなやま湖畔キャンプ場」がある南富良野町は札幌から約160キロ離れていますが、「道東自動車道」を利用すれば約2時間で到着可能
※「占冠IC」で降りてそこから約40分
ちなみに、「三笠IC」まで「道央道」を利用し桂沢湖の横を抜け富良野市街を通るルートでも約2時間半ほどで到着!
富良野市街地からは約35キロ離れていますが片道40分程度でアクセス可能なので、観光も十分楽しむことができますよ。
▼参考記事はこちら
結婚するまで本籍地が富良野だった私が選ぶおすすめ観光スポット10選 - さつろぐ~ジョニーさんの札幌ブログ
北海道のほぼ中心に位置する富良野市は、国内外から毎年たくさんの旅行者が訪れる人気観光地。 一番人気があるシーズンはラベンダーが咲き乱れる夏期間ですが、ウインタースポーツや美しい氷雪を楽しめる冬に行くの
johnny88.jp
一つ注意して欲しいのが、かなやま湖方面に通じる道道465号線の入り口ポイント
「道東自動車道」・「道央自動車道」どちらのルートでも国道237号線から道道465号線に入る必要がありますが、目立つ看板標識がないためかなりの確率で通り過ぎてしまいます。
とにかく分かりにくいので、ナビを起動させ近くに来たら徐行するのがおすすめ
「かなやま湖」は深い森に囲まれているため、キツネやエゾシカなどが頻繁に出現します。
スピードを出しすぎていると、飛び出してきた動物たちをひいてしまう可能性があるので要注意!
「かなやま湖畔キャンプ場」はフリーサイト・バンガロー・オートキャンプ場に分かれています
フリーサイトとオートキャンプ場は完全に別の施設になるので、それぞれの管理棟に行って受付をしましょう
※湖に近いのが「かなやま湖畔キャンプ場」とバンガロー、高台にあるのが「かなやま湖オートキャンプ場」になります
かなやま湖畔キャンプ場(スリーサイト)の料金システム・サイトの選び方
かなやま湖畔キャンプ場
南富良野町字東鹿越
マップコード 550 254 761*60
問い合わせ電話番号 0167-52-3132
※バンガローのみ要予約(WEB予約のみ)
チェックイン 8時半~(18時以降にチェックインの場合は翌日受付)
チェックアウト 11時まで(日帰りの場合16時まで)
※職員不在の時間帯(午後6時〜午前8時30分)に到着した場合は翌朝受付
営業期間 5月~9月
ペット同伴 OK
焚火可能(焚火台、焚火シート(耐熱シート)を必ず使用
かなやま湖畔キャンプ場公式サイトはこちら
「かなやま湖畔キャンプ場」(フリーサイト)の営業期間は5月~9月で料金システムは以下の通り
大人(中学生以上) | 1泊1000円(日帰り500円) |
子供 | 1泊500円(日帰り300円) |
※30人以上のグループは団体割引あり(使用料10%オフ)
使用料金を払えばテントやタープをたくさん建てても料金が変わらないというのが嬉しいポイント(かなり広いエリアを専有することも可能です)
ここ数年でかなり値上がりしましたが、それでもまだ比較的リーズナブルと言えるでしょう
管理棟に人がいるのは8時半から18時までですが、チェックインは18時以降でもOKとのこと
※職員不在の時間帯(午後18時〜午前8時30分)2到着した方は翌朝受付手続きを行ないましょう
ちなみに、フリーサイトのチェックアウトは11時までとなっています
駐車場からフリーテントサイトまでは少し距離があるので、管理棟の裏側にあるリヤカーを有効に活用しましょう
※湖のほとりまではかなり距離があるため、リヤカーなしで荷物を運ぶのはかなりきついはず
なおチェックアウト時間帯はリヤカー争奪戦が起こるので、使い割ったらすぐに返しましょう(独占しているグループをよく見かけます)
チェックイン受付時にゴミ袋が無料でもらえるのが嬉しいポイント!
ゴミステーションは管理棟横にあるので、しっかり分別して捨てましょう。
「かなやま湖畔キャンプ場」は500張のテントを収容可能な巨大フリーサイト
ですが、テントを建てるにはあまり適さない傾斜の激しい区画も存在します。
特に週末や連休時は中央の平たい区画に人が集まる傾向があるので、良い場所にテントを設営したい方は少し早めに行きましょう
※チェックインは8時半から可能(我が家は10時前には到着できるように出発します)
炊事棟・トイレは場内に3ヶ所ずつありますが、場所によっては「和式便器」しかないトイレもあるので要注意
※駐車場に面したトイレには洋式便器が設置されています
よく清掃されているので気持ちよく使うことができますよ!
※身体が不自由な方用のトイレも設置されています
とにかく広大なフリーサイトのため、キャンパーレベルに応じて設営場所を選びましょう(初めての方は駐車場や管理棟に近い場所を選ぶと良いかも)
繰り返しになりますが、個人的には圧倒的に眺望が良い「かなやま湖」に近いエリアが絶対オススメです!
かなやま湖畔キャンプ場(南富良野)バンガローの料金システム
初めてのキャンプという方におすすめなのが、「かなやま湖畔キャンプ場」フリーサイト横にあるバンガロー(全7棟)
バンガローの料金は1泊3600円で、プラス使用料(大人1000円/子供500円)がかかります
また、バンガローのみネットでの事前予約制なので要注意!
※予約はこちら
※毎年4月10日午前8時よりバンガローの予約受付開始
バンガローの横に車を乗り入れることはできませんが、バンガロー宿泊者専用の駐車場が近くに用意されています。
バンガローの周りにはスペースがあるので、テントやタープを複数建てることも可能。
バンガローの中は大人3人(大人2人+子供2人)程度なら楽に横になれる広さ
もし寝袋を持っていない方は、管理棟で毛布&マットのセットを有料でレンタル可能。
かなり虫がいたので「虫よけアイテム」は必須でしょう。
備え付けの照明ありますが冷蔵庫や暖房などはないので、特に保冷用品は要持参。
950Wまで使用可能なコンセントも一口ありますが、ホットプレートなどの大容量家電は使用不可!
万が一ブレーカーが落ちると管理人さんに復旧してもらう必要があり、管理人がいない18時以降に落としてしまった場合は翌日復旧になってしまいます。
比較的リースナブルな価格設定&予約可能なので、特に連休時などは混みあうフリーサイトではなくこちらを選択するのもありかなと思います。
➤➤➤【じゃらん】いま富良野・美瑛エリアで人気のアクティビティをチェック
かなやま湖畔キャンプ場(南富良野)日帰り入浴温泉「保養センター」
「かなやま湖畔キャンプ場」フリーサイトの道路を挟んだ反対側には日帰り入浴が可能な保養センターがあり、徒歩でアクセスすることが可能。
※少し距離がありますがオートキャンプ場からも徒歩でアクセス可能
日帰り入浴の営業時間は10時~21時(最終受付20時半)で、料金は大人500円(小学生250円/幼児100円)
レンタルバスタオル(100円)やタオル(150円)があるので、手ぶらで行っても入浴可能。
ちなみに、回数券を買うと通常より少しだけお得に入浴可能です
大浴槽は一つだけですが、人が少ない時間なら独り占めすることも可能(夕方以降は激混みしていました)
「売店」もあるので、アイスや板氷・冷たいビールを買いたいときにもおすすめです。
かなやま湖オートキャンプ場の料金システムやおすすめサイト選び方
かなやま湖オートキャンプ場
南富良野町字東鹿越
マップコード 550 284 098*75
問い合わせ電話番号 0167-52-2002
チェックイン 13時~17時
チェックアウト 8時~11時
※デイキャンプの場合9時~16時まで
営業期間 5月~9月
ペット同伴 OK
焚火可能(焚火台、焚火シート(耐熱シート)を必ず使用
かなやま湖オートキャンプ場公式サイトはこちら
「かなやま湖オートキャンプ場」は、「かなやま湖」や「湖畔キャンプ場」を見渡すことができる高台に設置された高規格のオートキャンプ場
営業期間は5月~9月で事前予約制(予約の受付は毎年4月10日午前8時スタート)
場内は126㎡のキャンピングカーサイト(全8サイト)と72㎡のスタンダードサイト(全63サイト)に分かれていて、料金は以下の通りです
キャンピングカーサイト(8サイト/126㎡) | 1泊6200円 |
スタンダードカーサイト(63サイト/72㎡) | 1泊4700円 |
入場料(中学生以上1200円/小学生600円)が別にかかります |
キャンプ場の入り口にはゲートがあるので、まずはゲート横の管理棟で受付を済ませてから入場しましょう。
なおこのゲートは、17時~翌8時までオートキャンプ場宿泊者以外の出入りができなくなります
オートキャンプ場内で最も高台に位置しているのがキャンピングカーサイト(C1~C8)
専有面積が126㎡とかなり広めなので、余裕を持って宿泊することが可能。
各区画には「流し台」と「電源」が設置されています。
駐車スペースには車2台分確保されているため、かなり大きめのキャンピングカーでも問題なく駐車できるでしょう。
オートキャンプ場の大半を占めるのが「スタンダートカーサイト」
※A・B・D・E・Fの5区画に分かれています(全63サイト)
※管理棟に徒歩でアクセスしやすいのは「E」と「F」ですが見晴らしが良いのは「A」・「B」・「D」
スタンダートカーサイトの専有面積は72㎡
キャンピングカーサイトと比べると狭く感じますが、テントとタープの両方を設営できるスペースがしっかり確保されています!
「スタンダートカーサイト」には「流し台」はなく、「電源」のみ完備
中央にはトイレや炊事棟があるので、利便性を考えるなら中心に近い方が良いかもしれません。
場内には「炊事棟」が3か所設置されていますが、残念ながらお湯は出ません。
トイレはウォッシュレット式ではありませんが、非常に清潔に保たれていました。
トイレの入り口には広めの洗い場があるため、歯磨きなどはここですると良いでしょう。
炭捨て場や無料で利用可能なゴミ箱(3種類に分別)も設置されています。
「オートキャンプ場」から「かなやま湖」方面を眺めるとこんな感じで、湖を見下ろすレイクビューの立地。
とにかくよく整備されているオートキャンプ場で、高台に位置しているため爽やかな風を感じることも可能。
管理人さんも優しいので、初めてのキャンプという方にもおすすめです。
➤➤➤【じゃらん】いま富良野・美瑛エリアで人気のアクティビティをチェック
かなやま湖オートキャンプ場の管理棟・売店・シャワー・コインランドリー
「管理棟事務所」の奥には売店があり、キャンプ用品やドリンク類が販売されています。
アルコール(ビールや酎ハイなど)やお菓子・氷・アイスなどが販売されているので、足りなくなったらどんどん追加可能!
シャワーを利用可能なのは9時~20時半(最終受付20時)で料金は1回200円(宿泊者以外の料金)
※男女6ブースづつあります
オートキャンプ場に宿泊している方は嬉しいことに何度でも無料で利用可能
コインランドリーは洗濯機200円・乾燥機100円で使用することが可能です。
➤➤➤【じゃらん】いま富良野・美瑛エリアで人気のアクティビティをチェック
かなやま湖畔キャンプ場(南富良野)のドックラン・ゴーカート・観光案内所
「かなやま湖キャンプ場」はペット同伴OKの貴重なキャンプ場
オートキャンプ場の横にはかなり広めの「ドックラン」も用意されています。
ドックランはなんと24時間無料で利用可能!
以下の点を注意しルールを守って使いましょう
- 1年以内に予防接種(狂犬病等)済みのワンちゃんのみ
- 発情期のメス及び病気中のワンちゃんは利用不可
- ワンちゃんのふんや汚物は飼い主が処理
- 他のワンちゃんとの喧嘩や咬傷事故はすべて利用者の自己管理責任
「かなやま湖キャンプ場」には「ゴーカートコース」や「テニスコート」もありますが、現在は老朽化により使用することができなくなっています。
道道465号線沿いには「南ふらの観光案内所」があるので、時間があれば是非立ち寄りましょう。
「ソフトクリーム」などの軽食を注文できる食堂も併設されていますよ。
※「板氷」などもここで購入できます
かなやま湖キャンプ場(南富良野)おすすめまとめ
山と湖に囲まれた「かなやま湖キャンプ場」は、フリーサイト・バンガロー・オートキャンプ場などそれぞれのキャンプスタイルに合わせて楽しむことが可能。
どのサイトも手入れが行き届いているので、初めてのキャンプという方にも是非おすすめしたいスポットです。
近隣でラフティングやマウンテンバイクなどのアクティビティを楽しむこともできるので、特にファミリーで宿泊される方は是非体験するのがおすすめですよ。
➤➤➤【じゃらん】いま富良野・美瑛エリアで人気のアクティビティをチェック
キャンプ場への行きかえり途中には、是非「金山ダム展望台」でも立ち寄りましょう
「金山ダム」を見下ろすことができる眺望スポットがありますよ。
▼キャンプとセットで楽しみたい「富良野観光」まとめ
結婚するまで本籍地が富良野だった私が選ぶおすすめ観光スポット10選 - さつろぐ~ジョニーさんの札幌ブログ
北海道のほぼ中心に位置する富良野市は、国内外から毎年たくさんの旅行者が訪れる人気観光地。 一番人気があるシーズンはラベンダーが咲き乱れる夏期間ですが、ウインタースポーツや美しい氷雪を楽しめる冬に行くの
johnny88.jp
富良野グルメおすすめ人気10選!食べないと後悔する絶品メニューだけを厳選
北海道の人気観光地「富良野」には、北の食材を使った美味しいグルメがいっぱい! と言うわけでこの記事では、富良野に行ったら絶対に食べておきたいおすすめグルメ10選を厳選紹介 どこも私が実際に食べてリピー
johnny88.jp
新しいキャンプギアを購入したら、古いものは キャンプ用品専門買取の JUST BUY に買い取ってもらいましょう
- 送料・査定料・梱包料・振込手数料がなんと無料(北海道でもOK)
- 買い取ってもらえるのは140サイズ(縦横高さの合計が140cm)以下のギア
- 送られてくる「梱包キット」に詰めて送り返すだけ(着払い用発送伝票あり)
- 買い取りが成立したら最短当日振り込まれます(手数料無料)
キャンプ用品以外も買い取りしてくれるのが嬉しいポイント
なので、家にある不要なものもまとめて送るのがおすすめですよ
▼システムの詳細はこちらで確認可能です