北海道の海キャンプと言えば、大きく分けると日本海側と太平洋側に分かれます。
我が家が太平洋側にキャンプに行くときに毎回お世話になっているのは、豊浦町にある「豊浦海浜公園」
たくさんあるキャンプ場の中でなぜあえて豊浦海浜公園を選ぶのか、今回は熱く語ろうと思います。
※記事内の情報は取材当時のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください。
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注意ポイント
2022年度より「豊浦海浜公園」のシステムが大幅に変わっています
- オンライン予約サイト「なっぷ」からの事前予約&クレジットカードによる事前決済が必要
- チェックイン時間(13~17時)とチェックアウト時間(11時)が設定されました
- フリーサイトは10m×10m程度(テント・タープ合わせて2つ程度)で5000円/1組(一日限定40組)
驚くほど改悪されてしまったので、以下の記事はほんの参考程度にご覧ください
豊浦海浜公園キャンプ場の行き方マップコード
豊浦海浜公園キャンプ場
虻田郡豊浦町浜町
マップコード 662 295 693*23(隣接している温泉のマップコード)
営業期間 例年4月下旬~11月上旬(2023年は7月15日~9月24日)
利用料金 5000円/一組(40組限定) (以前は大人600円、子供300円のみで利用可能でした)
チェックイン 13時から17時 チェックアウト 11時まで (以前は自由にチェックイン・チェックアウトができました)
豊浦海浜公園キャンプ場公式サイトはこちら
豊浦海浜公園キャンプ場は札幌から約2時間ほどのところにある豊浦町のキャンプ場。
お盆の時期などは中山峠が大渋滞するので、交通情報などを聞きながら臨機応変に進路を決めましょう。
高速を使うこともできますが距離がかなり遠回りなので、我が家は多少渋滞していても中山峠を越えて行きます。
豊浦海浜公園キャンプ場の利用料金や営業期間
豊浦海浜公園キャンプ場の利用料金は一組5000円(以前は大人一人600円、子供一人300円でした)
なお駐車料金はかからないので、車中泊をする場合は無料で泊まることができます。
日帰りキャンプも無料なのが嬉しいポイント。
料金は管理棟に払いに行くこともできますし、夕方巡回してくる係の方に払うことも可能。
※7月7日~8月25日以外の期間は係員が常駐していないので、係の人が集金に来るのを待ちましょう
ちなみに料金を払うと、テントに料金支払い済みの印を付けてくれます。
予約も必要ありませんし、チェックインやチェックアウトの時間も決まってなく、自由な時間に出たり入ったりすることが可能
非常に使い勝手が良く、思い立った時に急に行っても大丈夫なキャンプ場です。
キャンプ可能なのが4月下旬~10月末までと長めなのも、豊浦海浜公園キャンプ場の魅力と言えるでしょう
豊浦海浜公園キャンプ場の施設
キャンプサイトには、2か所のシャワー・トイレ・自動販売機コーナーがあります。
豊浦海浜公園キャンプ場のトイレは、ウォッシュレット式ではありませんが清潔な水洗トイレ。
シャワーは無料で使えますが、水のシャワーなので全身浴びるのは厳しいでしょう。
海水浴後に足を洗う程度しか使えない、と思っておいたほうが無難。
※シャワー等の中にも男女別シャワールームがあるのですが、我が家が行くときは毎回施錠されています。
豊浦海浜公園キャンプ場の炊事棟は全部で3か所。
大きくはありませんがちょうどよく分散しているので、それほど待つことなく使えるでしょう。
少し分かりにくいのですが、シャワー棟の裏側には荷物を運ぶためにリアカーも用意されています。
駐車場からテント設営場所まで少し歩くことになると思うので、リアカーは非常に嬉しいサービス。
使いたい人がたくさんいると思うので、使い終わったら所定の位置に戻しましょう。
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我が家が豊浦海浜公園キャンプ場を選ぶ4つの理由
天然豊浦温泉しおさいに隣接している
一番大きな理由は、温泉に隣接しているということ
テントを立てる場所にもよります、徒歩5分もあれば到着するはず。
北海道の海水浴ができるキャンプ場はいろいろ行きましたが、温泉に隣接していて海水浴ができる札幌近郊のキャンプ場はかなり貴重
シャワーが付いているキャンプ場は多いのですが、やはり海に入った後はゆっくりお湯につかりたくなります。
ちなみに、私たちが一緒にキャンプに行くグループはみんなお酒を飲むので、徒歩で温泉に行けるというのはかなり大きなポイント。
豊浦温泉しおさいの営業時間は、通常期間は10:00 - 21:00(最終受付20:30)
最終受付がちょっと早めなので、油断していると温泉に入りそびれるので注意しましょう。
私たちも女性陣・男性陣に分かれて温泉に行くことが多いのですが、いつも最後の方は時間との戦いになっています。
※7月中旬~8月中旬までは夏季営業時間帯になり、10:00 - 22:00(最終受付21:30)になるので少しゆっくりできます
豊浦天然温泉しおさいをお得に利用する一つの方法は回数券を購入すること
入浴料金は大人600円ですが、12枚綴り6000円の回数券が販売されています。
2日連続で入る人が多いと思いますし、グループでキャンプに行っている場合は回数券で買った方が間違いなくお得に入浴することができます。
小学生用の回数券や小学生以下の子供用の回数券も販売されているので、うまく利用しましょう。
豊浦天然温泉しおさいには、「渚のしらべ」というレストランが併設されています。
私はここの「カツ丼」と「ホタテあんかけ焼きそば」が大好きですが、他にも豊浦名産ホタテを使ったいろんなメニューがありおすすめ。
キャンプ撤収する日に全部車に積み終えてから、温泉でさっぱりして、その後「渚のしらべ」でご飯を食べて帰るのが我が家の定番コースです。
北海道の海キャンプでは珍しい芝生サイト
豊浦海浜公園は、海沿いでは珍しい芝生サイトになっています
それで非常に寝心地もいいですし、砂で汚れることも少ないと言えるでしょう。
実際ここで慣れてしまうと、砂浜でキャンプするときに少し違和感を感じてしまうこともあるほどです。
なお当然のことですが、芝生なので直火は絶対に禁止です
持ってきたマキを燃やすときも、焚き火台を使いましょう。
我が家はBBQコンロ代わりにもなるスノーピークの焚き火台を愛用しています。
とようら市街地の中心地にある
豊浦町の市街地にあるので、何かあってもすぐに対応できることが多いのが嬉しいポイント。
銀行や郵便局やドラックストアも近くにありますし、ホーマック・セイコーマート・セブンイレブンは車で5分ほどのところにあります。
近くにはJA豊浦があり、採れたての魚貝を買ったり、ビールや氷を買うこともできます。
ただ田舎のJAなので、祝日に休みだったりすることもあるので注意しましょう。
また居酒屋やお寿司屋さんなど、飲食店も徒歩圏内にたくさんあります。
(画像は豊浦天然温泉しおさい公式HPより)
呑み食い処「初ちゃん」のとようら特産のホタテと豚肉を一つの串にした「ダブルdeとようら」は、ボリューム満点でおすすめの1品。
夜ご飯を食べに豊浦の街に繰り出してみるというのも、他ではなかなかできないキャンプの楽しみ方です。
豊浦海浜公園はおすすめの釣りスポット
内浦湾に面している豊浦漁港や豊浦海浜公園は、道内有数の釣りスポットとしても知られています
釣り人用の竿台が用意されているエリアもあり、初心者からベテランまで楽しめるスポット。
子供と一緒に釣りをするのにも、最適のキャンプ場と言えるでしょう。
ちなみに前回行ったときは、私は釣れなかったのですが友人が息子と一緒にカレイを釣っていました。
豊浦海浜公園周辺では、カレイ(6月~7月)・サケ(8月~)ハモ(7月~11月)、豊浦漁港の方では、チカ(10月~3月)クロソイやアブラコ(通年)などが釣れます。
ホッケやカジカが釣れたこともありました。
日中よりも夜釣りや朝釣りの方が、釣果がある感じがします。
釣り好きな人にとって豊浦海浜公園は、キャンプと釣りの両方が楽しめる嬉しいキャンプ場。
意外と大物が釣れることもあるので、ある程度装備を充実させていくと良いでしょう。
豊浦海浜公園キャンプ場の混み具合やおすすめエリア
平日はガラガラなことが多い豊浦海浜公園ですが、週末特に海の日の3連休やお盆時期には大変混みあいます。
※2022年より一日限定40組事前予約制に変更されています
例えば、2015年の海の日3連休の記録写真があります。
豊浦海浜公園に到着したのが、3連休初日の朝の9時。
この年の3連休は、台風が近づいていて雨天予報だったのですがこんな感じです。
朝9時の時点でも、それなりにテントが張ってあります。
砂浜と芝生サイトの境目のいわゆるベストポジションや、駐車場に隣接していてオートキャンプ場のようになっているゾーンは、この時点ですでに埋まっています。
その後どんどん人が増え、12時近くにはこんな感じになりました。
豊浦海浜公園はファミリーキャンパーが多いのと、たくさんテントを立てても料金は変わらないので、1グループあたりの専有面積が多くなります
ある程度便利な場所に泊まりたいという方や広いスペースを確保したい方は、連休初日の午前中には到着しておくのがおすすめ
ちなみに水場とトイレが分散しているので、芝生サイトのどこにテントをたててもそこまで不自由ということはないはず。
豊浦海浜公園キャンプ場で特に人気があるエリアは、砂浜と芝生サイトの境界線
テントは芝生サイト内に立てなければいけませんが、境界線に立てれば砂浜キャンプ気分も味わうことができおすすめです。
豊浦海浜公園キャンプ場で残念なところとは
ゴミは持ち帰る必要あり
使用済みの炭は捨てることができるのですが、ゴミはすべて持ち帰らなければいけません。
※2023年現在、燃やせるゴミのみ9時から11時回収可能(町指定のごみ袋を受付で販売)
そのためここでキャンプをする時は、できるだけゴミを少なくしたり、潰して小さくする努力を最初からしたほうが良いでしょう。
それでも大きなゴミ袋2つくらいは持ち帰ることになるので、帰りに車に積むときに少し苦労すると思います。
海が綺麗ではない
海水浴をメインに考えている方には残念なお知らせですが、豊浦の海はそこまで透明度はありません
石狩や留萌などと比べると水も冷ためですし、昆布や黒い流木が浮いていてヌルヌルしたりすることも。
ですが温泉も近くにあるので、それほど気にしないという方も多いでしょう。
実際我が家毎回30分~1時間程度しか海に入らないので、大して気になりません。
防波堤に囲まれていることもあり波は高くなく、安全に海水浴が可能です。
豊浦海浜公園キャンプ場おすすめまとめ
北海道で海水浴キャンプができるおすすめキャンプ場、豊浦海浜公園を紹介しました。
予約が必要なく出入りも自由、さらに温泉隣接なので、キャンプ初心者の方にもおすすめですよ。
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注意ポイント
2022年度より「豊浦海浜公園」のシステムが大幅に変わっています
- オンライン予約サイト「なっぷ」からの事前予約&クレジットカードによる事前決済が必要
- チェックイン時間(13~17時)とチェックアウト時間(11時)が設定されました
- フリーサイトは10m×10m程度(テント・タープ合わせて2つ程度)で5000円/1組(一日限定40組)
豊浦海浜公園キャンプ場
虻田郡豊浦町浜町
マップコード 662 295 693*23(隣接している温泉のマップコード)
営業期間 例年4月下旬~11月上旬(2023年は7月15日~9月24日)
利用料金 5000円/一組(40組限定) (以前は大人600円、子供300円のみで利用可能でした)
チェックイン 13時から17時 チェックアウト 11時まで (以前は自由にチェックイン・チェックアウトができました)
豊浦海浜公園キャンプ場公式サイトはこちら
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